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ワーキングホリデーに行こうと思ったきっかけ

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ワーキングホリデーに行こうと思ったきっかけTest(仮) β 試験運用中 ver0.01

僕の職業はシステムエンジニアです。

某システム開発プロジェクトで、イスラエルで開発されたある製品の日本初導入のために、その支社のあるオーストラリアから来た何人かの技術者と、延べ半年くらいの短い期間ですが一緒に仕事をしました。ところが、仕事を進める上での大きな問題がひとつだけあったのです。

オーストラリアから来た技術者達は日本語を話せなかったのです。


英語漬け生活との出会い

僕が英語への必要性を感じたプロジェクトを受けた会社は外資系だったため、皆さんとても英語が堪能でいらっしゃいました。プロジェクト参画の初日、プロジェクトの概要を周知するためのキックオフミーティングは、全部英語で行われ僕だけがチンプンカンプン。僕の英語へ試練はそこから始まりました。

先にも書いたとおり、日本初導入のためマニュアル類もすべて英語で日本語のドキュメントは存在しません。翻訳サイトなどを活用してドキュメントは読み解くことはできるのですが、細かい質問事項なんかは英語で聞くことになりますので、どうしても英語力が必要だったのです。


英語への慣れ

最初はおっかなびっくりでなかなか話すことが怖くて仕事になりませんでしたが、このままではいけないと思い、ランチや飲み会などで積極的に話しかけてみる作戦を決行。英語が堪能な同じプロジェクトの日本人の方も一緒に食事していたので、なんとなくその人を介すことで話すことへの恐怖感はだんだんと薄れてきました。いつの間にか直接英語を話してコミュニケーションをとることに楽しささえ覚えるようになりました。ブロークンイングリッシュでもどうにかなるもんだと実感してからは英語を話すことが楽しくて、勉強が苦にならなくなったのです。

オーストラリアからの技術者は2週ずつ別々の技術者が来日していたのですが、元々オーストラリアは移民の国ですからそれぞれに母国を持った人が来ていました。インド、中国、マレーシア、もちろん生粋のオーストラリア人も。それぞれの国の文化を聞くこともとても興味深かったです。箸の使い方を教えてみたり、「もったいない」という日本文化を説明したり、くしゃみをしたときに「Breath you」と言うとか教えてもらったり、オーストラリアでは気温が40℃を超える日もあったと脅かされたり。恥ずかしながら齢30にして日本から出た事の無い僕にとってはとても新鮮で刺激的な毎日でした。


はじめての海外旅行で英語の実践

ある日、仕事とは全く関係なく両親が海外に行きたいという流れになって、初の海外旅行で香港・マカオに行くことになりました。ツアーで行ったのである程度はガイドさんがどうにかしてくれたものの、半日くらいは自由時間だったためその間は自分達で何とかするしかなかったのです。仕事の都合で学んだ英語はココで大いに活きました☆下町巡りではさすがに現地語しか使えませんでしたが、ホテルや大きな飲食店、免税店などでは大いに意思疎通を図ることに成功したのデス!この時点でも僕の英語力なんて下の下でしたがそれでもやりたいことが相手に伝わって、それが叶うという事に胸が躍りました。やってて良かった~と実感した瞬間でした。

あ、ちなみに香港では英語ほどではないにせよ日本語もそこそこ使えマスよ☆


英語力を鍛えるために

こうして僕の英語への興味が芽生え、TPPに参加するだのしないだの、楽天が全社で英語を公用語にするだの、社会的にも国内で英語が活発になってる機運も高まり、英語を本格的に学んでみようと思った次第です。システムエンジニアとしても、英語が使えると最新の技術文書が原文で読めたり、変数や関数などのネーミングにも有利など、僕にとっては利点が多かったのもひとつの要因です。別に日本に居ながらでも英語は学べるかとは思いますが、現地に行ってみて日本語の通じない環境で学んだほうがいい意味での危機感があって良かろうと思い、年齢的にもギリギリセーフだったため、ワーキングホリデーという選択肢に至りました。

少年老い易く学成り難し。もっと若いうちにやっておけば良かったと思うけど、後悔ばかりしてても仕方がない。10年後にその後悔がもっと大きくなる前に今やる。楽しみ半分、不安半分ですが後悔しないようにしたいと思います☆